ハーツ デンタルボーンは、愛犬の歯磨きが出来ない人にも喜ばれている大人気のデンタルトイ。
SNSなどでも紹介している愛犬家さんが多いです。でも気になることもあるようで…それは、
「ハーツ デンタルボーンは食べても大丈夫?」というもの。
食べちゃうんですね…愛犬が(^^;
その点どうなのでしょう?ほかにも口コミでの評判や与える際に注意すべきことなどをまとめてみました。
目次
ハーツ デンタルボーンは食べても大丈夫?
結論から言いますと、ハーツ デンタルボーンは
食べても大丈夫!
とされています。
この件については、商品パッケージの注意書きや公式サイトでも言及されています。
愛犬が破片を誤って飲み込むことがありますが、小さなものであればほとんどの場合、便と一緒に排泄されます。大きい破片を飲み込んでしまった場合、異常を感じる場合には、獣医師にご相談ください。
ハーツ公式サイト
加えて、安全性試験をしっかり実施し、
- 着色料の溶出がない
- 重金属が検出されない
ことを確認しているとのこと。
とはいえ当然食べ物ではないので、なるべく体内に入れないように飼い主さんが目を光らせる必要はあると思います。
良い・悪い評価まとめ
ハーツ デンタルボーンに寄せられている口コミから、良い・悪い評価のポイントをそれぞれをまとめました。
良い口コミ
ハウスもおもちゃもすぐに破壊する豆柴に使用してます。大好きみたいで飽きずに噛んでます。長持ちってほどではありませんが他のおもちゃに比べるとかなり長持ちしてます。変なもの噛まれるよりもこちらの商品を噛んでてもらえるので安心してます。イチゴもベーコンも同様に気に入ってるみたいです。
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これで三本目です。
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ベーコンの香りがして、人間でも美味しそうに感じます。
中型犬の雑種ですが、かじる力が強くて、かみ始めるといつまでも噛んで遊んでいるので、すぐにダメにしてしまうのですが、ほかの製品より長持ちしているし気に入っているので、愛用しています。
9歳になるミニチュアダックスですが、お気に入りで暇さえあればカジカジしています。子犬の頃からのお気に入りで、これが歯の健康に役立っているみたいです。今のところ歯石もなく、歯のトラブルはまったくありません。ペットショップ等だと高過ぎて、頻繁に取り替えてあげられないので、すごく助かっています。
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良い評価のポイントをまとめると…
- 飽きずに噛んでる(遊んでる)
- 歯磨き効果がありそう
- 耐久性があって長持ち
悪い口コミ
最初少しかじってましたがその後は全く興味を示さず、いつも与えているホワイトガムばかりかじっています。無駄な買い物でした。
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Mダックスを複数飼っています。噛むのが好きな子なのでこの製品を買い続けてきました。累計で70本くらい購入しています。しかし、最近、この製品を噛んでいるときに犬の歯が欠けたのを見つけて、獣医に相談。堅すぎるとのことで使用を辞めました。歯の欠けが神経が出るところまで欠けてしまうと歯周病になりやすくなります。集中しすぎる子の場合は利用を避けた方が良いと感じます。
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なかなか壊れない分、硬いというわけで、断面が鋭利になって口の中を切って大出血しました。ケガする恐れがあるので注意した方がいいです。
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悪い評価のポイントをまとめると…
- すぐに飽きてしまった・興味なし
- 噛みちぎった後の形状が鋭くて危ない
- 歯が欠けた
- すぐに壊れた
ハーツ デンタルボーンの危険性と注意点
ハーツ デンタルボーンは良い評価のほうが多いのですが、それでも気になる口コミが一定数以上ありました。
上記で紹介した
が特に気になります。
商品の外側はグルっと白いナイロンが覆っていますが、これがかなり硬いようで、ワンちゃんによっては歯のエナメル質が削れてしまったり、歯そのものが欠けてしまったケースもあります。
また、噛んだあとはささくれのようになるので口内を傷付けてしまう可能性が。
逆に中央のポツポツ部分は食いちぎり被害に合う確率が高いそうです(汗)
気になること4つ
ハーツ デンタルボーンについて調べてみて、個人的に気になる点は以下の4つ。
- 歯と口内を傷付ける危険性
- 原材料について
- 中国産
- 本格的なデンタルケアは出来ない
歯と口内を傷付ける危険性
すでに書いたとおり、硬いものを噛むことはメリットもある反面、歯と口内を傷付ける危険性があります。
個体差もあるので「どの程度なら大丈夫なのか?」というのも一概には言えませんし、かと言って歯が欠けてしまってからでは後悔しても時既に遅し…ということに。。
原材料について
ハーツ デンタルボーンの原材料は
となっています。
やはりプラスチックと添加物。フードや食べものに入っていたら問題視されるこれらの物質が、おもちゃを通して容易に体内に入ってしまうのは気になります。
中国産
特に問題の無い商品も多いのかもしれませんが、やはり気になってしまう方も多い原産国でしょう。
本格的なデンタルケアは出来ない
ハーツ デンタルボーンは噛むことである程度の歯垢は落とせますが、歯に当たる部分も限定されてしまいますし、それだとあくまでも補助的なデンタルケアとなってしまいます。
やはり理想は歯ブラシとジェルで隅々までしっかり磨くこと。
でもそれが出来たら苦労しないですよね…。そもそもハーツ デンタルボーンは、愛犬の歯磨きがどうしても出来ない飼い主さんが与えているケースも多いです。
なので、おすすめは“なめるだけ”でも効果の期待できる歯磨きジェルを併用すること。
ハーツ デンタルボーンって?
アメリカのハーツ(Hearts)社からはさまざまなデンタルケアグッズが販売されていますが、その中の1つがデンタルボーンです。
「楽しく噛みながらデンタルケア」のコンセプトが人気の秘密。
調べて分かった!人気の秘密5つ
楽しみながらデンタルケア
商品の目的でもある、「楽しく噛みながらデンタルケア」が簡単に出来てしまうのが魅力。
骨型の可愛い形で噛みやすいのが◎。周りは白いナイロンで覆われており、中央の色の変わったポツポツ部分が歯磨き効果が期待できるとのこと。
3つのフレーバーから選べる
ハーツ デンタルボーンにはワンちゃんの興味をそそる3種類のフレーバーが用意されています。
- ベーコン
- いちご
- ぶどう
中でもやっぱり1番人気は「ベーコンフレーバー」。
なかなか無くならないお肉と思っているのかな?夢中で噛み噛みしちゃう子多し。
壊れにくい
噛む力が強いワンちゃん。おもちゃは壊されるもの…という認識の飼い主さんも多いのでは?
しかしながらハーツ デンタルボーンは耐久性の良さも人気の理由の1つ。
個体差があるのですぐに壊してしまう子もいるようですが、多くのワンちゃんが長いこと楽しむことが出来ているようですよ。
種類とサイズが豊富
ハーツ デンタルボーンは種類とサイズが豊富なので愛犬にピッタリが見つけやすいのもいいところ。
デンタルボーン、ボーンミニ、ソフトタイプ
超小型犬専用(3kg未満)、小型犬用、中~大型犬用
人間基準で作られている
「犬(ペット)用だから…」といい加減な商品も多い中、獣医師と共同開発、人間用のおもちゃ基準で製造されている点もハーツ デンタルボーンの魅力です。
何歳から大丈夫?子犬に与えて良いの?
ハーツ デンタルボーンに限らず、硬めのおもちゃやガムは基本的に「6ヶ月」を過ぎてから与えるのが良いようです。
その理由は、それ以前だと
- 消化器官が未発達のため、飲み込んだ際下痢になりやすい
- 歯の形成に悪影響を及ぼし変形につながる可能性
- 誤飲の危険性
などが挙げられます。
それでも歯の生え変わりなどで歯を痒そうにしている愛犬に何か噛ませるおもちゃが欲しい…という場合は、同じハーツ社の「デンタルティーザー」が良いでしょう。
三角形で飲み込みにくい形をしているので誤飲のリスクが低いです。(それでも飼い主さんが必ず様子を見ながら与えましょう。)