犬との暮らしは楽しい事ばかりではなく、大変なこともたくさんあります。
その内の1つが「歯(口腔内)のケア」というのは、私が実体験として感じていることです。
そこで楽天やamazonでも売れている「デンタルバイオ」というサプリに目が留まりました。
犬に対してどのような効果が期待できるのか…実際に体験された方の口コミから検証してみたいと思います。
愛犬の口臭がひどくて心配になる…
歯磨きは嫌がって出来ない…
とお悩みのあなたはぜひチェックしてみてください。
目次
デンタルバイオの犬への効果は?
デンタルバイオは「共立製薬」から販売されている犬猫用のデンタルケアサプリメントです。
プロバイオティクスとラクトフェリンのW効果でお口の中の健康をサポートしてくれる、というとても頼もしい内容。
生き物に良い影響を与える微生物のこと。(またはそれを含む製品や食品のこと。)
デンタルバイオで言うと、原材料欄にある「口腔内善玉菌(Streptococcus salivarius K12)粉末」がそれに当たります。
このプロバイオティクスが犬の唾液に触れることで活性化され、口内の善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす効果が期待できるのです。
ラクトフェリンにも口腔内細菌が増えるのを抑える働きや痛みの緩和などの効果が期待でき、デンタルケアに大きな力を発揮してくれます。
ただ、あくまでもデンタルバイオの効果は、「現在のお口の中の状態を少しでも良くして、これ以上悪化させないこと」に留まり、すでに付いてしまった歯石を無くす…といったことはあまり期待しないほうが良いみたいです。
…ともあれ詳しいことは実際に試した方の声を聞くのが一番。
次は、デンタルバイオを愛犬に試された方の口コミから“本当の効果”を探ってみたいと思います!
デンタルバイオを愛犬に試された方の口コミ
デンタルバイオの口コミを「良い」「気になる」に分けてそれぞれご紹介します。
(デンタルバイオは犬猫用です。ワンちゃんももちろんですが、どちらかと言うと猫ちゃんに使っている方のほうが多い印象でした。※一部猫ちゃんの口コミあり)
良い口コミ
愛犬用にもう6~7年は使用しています。 ただいま14才の小型犬 寝る前には歯磨きもしています。 サプリメントなどで歯石が取れるや口臭がなくなるなど全く期待しておらず、磨いてこそと思っていますが、人間同様にお年を重ねると口内環境が悪くなりネバついてくるので少しでも軽減できればと若いうちから与えていましたので、その甲斐あってか歯磨きとの相乗効果か、何本か失われた歯はあるものの、同じ年齢の犬と比べるといいように思います。
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まず歯茎がいい色、硬い物などを嫌わない。口臭も少なめ。
錠剤も好んで食べてくれるので続けようと思います。
なぜか価格変動が激しいようなのでお安い時に買いだめしています。
味は刺激の無いマイルドな味で、チワワが自分から舐めに来る程です。
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柔らかい錠剤でピルクラッシャーで簡単に砕けます。
毎日寝る前に砕いた錠剤を数滴の水で溶いて舐めさせてます。
以前は歯槽膿漏の炎症が顔にまて出てパンパンに腫れる事がしょっ中でしたが、デンタルバイオを舐めるようになってから、顔が腫れる事が無くなりました。
確実に効果があります。
これに出会えて本当に良かったです。
9歳のチワプー。小さい時から体臭 口臭 便臭がきつかったワンコですが このお薬を一日二回フードに混ぜてみたら 全ての匂いが減少しました。 あげ忘れると 途端に口臭がキツくなります。腸にも良さそうなので続ける予定です。
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サプリもワンちゃんによっては「食べない」ということも多い中、デンタルバイオはかなり食い付きが良いという印象を持ちました。
チキン風味で逆に大好きな子も。与えるのに苦労する…という心配はあまり要らなそうです。
また肝心の効果についてですが、多くの方が実感されているのが「口臭の改善」でした。
サプリなので「次の日に劇的な変化!」とはいかなくても、続けることで徐々に良くなっていくのを実感されている嬉しい口コミがとても多かったです。
口臭に加えて、口内の赤みや腫れといった口内炎の症状にも良い効果が期待できそうです。
中には「歯石が取れた!」という口コミもありましたが、こちらは、単に食べる、塗るといったことで取れるようなものではないので、おそらく偶然かと思われます。
(爪でガリッとやって取れることもありますしね…笑)
気になる口コミ
猫の多頭飼ですが、複数の子が投与した翌日から連続で吐き戻し、怖くなって使用を止めました。体質的に合わないのだと思います。歯磨きを嫌がるので期待していたので、非常に残念です。
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15歳の愛犬のために購入しました。
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丸呑みにならないよう、潰してフードに混ぜて食べさせていました。
服用5日あたりで便が緩くなり、食欲も落ちて、また便の周りに粘膜のようなものが大量につきだして、病院で診察していただいたところ、入っている成分で合わないものがあったのかも… ということでした。(ベン検査、エコーは異常なし)
その日から服用を中止すると症状は改善してきました。
その子の体によっては合わない場合もあるようです。
うちの子は、チキンアレルギーがあり、使用していたら目の周りが赤くなりました。
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フレーバーでもダメでした。
好んで食べてくれてたのに残念です。
アレルギーの子でも大丈夫なフレーバーにしてもらえればありがたいです。
評価の高いサプリなので少数ではありますが、気になる口コミもいくつかありました。
主な内容は「効果(変化)なし」と「体に合わない」の2点。
たとえ病院で処方されるお薬であっても効果があまり現れない子もいます。ましてやサプリメントなので効果の有る無しには個体差があるでしょう。
それよりもひどいのが体に合わなかった場合。
基本的にサプリメントは、過剰に摂らない限り副作用の心配は無いと言われていますが、これも個体差があります。
残念ながらデンタルバイオも、含まれている何かしらの成分が体質的に合わず、下痢や食欲不振になってしまう子もいるようです。
また嗜好性を高めるために「チキンフレーバー」が含まれているので、ワンちゃんに多い「チキン」にアレルギーがある子は注意が必要です。
歯磨きと併用するのがやっぱりおすすめ
デンタルバイオには「口臭改善」の効果が期待できることが、多くの口コミから分かりました。
たかが口臭?されど口臭!
スキンシップが大切な愛犬との暮らしにおいて、口臭が気になるかならないかの差はとっても大きいです。
ただ、残念ながら口腔ケアの1番のお悩みである「歯石」にアプローチするのはやっぱり難しそう…。
これ以上歯石を作らないよう歯垢を除去するためにも、少しずつでも歯磨きに慣れてもらうのがやはり大事かなと思います。
デンタルバイオを始めて良い変化を実感した人では、もっと愛犬の口内環境を改善すべく、改めて歯磨きにチャレンジする人が多い感じでした。
諦めていた愛犬の歯磨きを再チャレンジする際は「ドクターデンタルワン」がおすすめ。
食い付きよし、舐めさせても食事に混ぜても効果的なのはデンタルバイオと同じですが、ドクターデンタルワンはジェルタイプなので、口内により長く留まり、歯磨きもしやすいことがメリットです。
このプロセスがとってもやりやすいです。
デンタルバイオと併用して、愛犬のお口の中をもっと綺麗にしませんか?
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デンタルバイオの犬への与え方(使い方)の注意点
デンタルバイオの犬への与え方は、パッケージには「目安量を粒のままか、 粉にして与える。」とあります。
基本はこれでいいのでしょうが、調べていると、これは気をつけたほうがいいのかな?という注意点がありました。
まず、デンタルバイオは、口内に長く留めておいたほうが効果的、という特徴があります。
なので粒のままゴクンと丸呑みするよりも、砕いて粉末にして、ご飯に混ぜたり、舐めさせたり、歯茎に塗ったりするほうが良いのです。
嫌がって飲まないからと、たとえば投薬用のおやつなどに入れ込んで与えても、効果が半減してしまう恐れがあります。
デンタルバイオはスプーンなどでも簡単に砕くことができるようですが、より簡単に砕ける「ピルクラッシャー」という商品も売っています。
(我が家でもご飯に混ぜるため、薬やサプリを細かくするのに重宝しています。1つあると便利ですよ^^)
あとは、デンタルバイオは「2週間以上」続けることを推奨されています。
やはりサプリなので即効性は期待しないほうがいいでしょう。
2、3日試して効果が現れなくても、最低でも2週間は続けて様子を見てみてくださいね。
まとめ
デンタルバイオはその口コミから、愛犬の口臭が気になっている人には効果的な商品であることが分かりました。
ただ歯周病予防で最も大切とも言える「歯垢の除去」には、やはり物理的に取り去る歯磨きが大事となります。
デンタルバイオと歯磨きの併用がとてもおすすめです。
難しいとは思いますが、今は“歯磨き嫌いのワンちゃん向けの歯磨きジェル”もあるので、上手く活用して少しでも歯磨きに慣れてもらいましょう!